西蔵定日県M6.8地震、西部戦区空軍が災害救助・救援飛行任務を遂行
人民網日本語版 2025年01月13日11:42
災害救助・救援飛行の準備を強化する西部戦区空軍某部隊のパイロット(撮影・楊涛)
ヘリコプターによる負傷者の搬送、無人機による空からの調査、民間航空機の通常運行……。中国人民解放軍西部戦区空軍は1月10日、西蔵(チベット)自治区定日(ティンリ)県地震被災地における航空管制、気象監視、雷情報提供などの任務を引き続き遂行し、各地方機関による災害救援飛行の同時展開を支援した。中国新聞網が伝えた。
一年で最も寒さが厳しい現在、標高4000メートル以上の被災地では最低気温が零下10度以下に達し、酸素濃度も非常に低く、救援活動には現実的な困難が伴う。西部戦区空軍は被災状況と環境条件を深く分析し、緊急救援措置の見直しと改善を行い、部隊を科学的・統括的に運用し、飛行距離や滞空時間が長いという無人機の強みの発揮を重視し、3日間連続で無人機を被災地に派遣し、長所郷、措果郷、曲洛郷などの救援状況や橋、寺院など100近くの地点を調査した。道路の亀裂や建物の損壊などの被害状況を確認し、専門部隊を組織して状況報告を作成。今後の軍と地方政府による科学的な救助・救援活動や二次災害の防止に重要な情報を提供した。
災害救助・救援飛行の準備を整える西部戦区空軍某部隊(撮影・楊涛)
現在までに、軍用機10回以上、汎用機及び輸送機20回以上の被災地との往復飛行を確保し、被災状況の調査、物資と人員の輸送、緊急測量、線路と道路の巡視といった任務を効果的に完了した。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年1月13日
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