中国、石平参院議員制裁に関する日本側発言に厳正な申し入れ

人民網日本語版 2025年09月10日16:39

報道によると、中国が日本の石平参院議員に対する制裁を発表したことに対し、日本の林芳正内閣官房長官は8日、受け入れられないと表明した。日本側はすでに外交ルートを通じて中国に対抗措置の即時撤回を要求した。メディアは、中国が日本の議員を制裁するのは初となり、両国関係の緊張を激化させる可能性があると分析する。

これについて、外交部(外務省)の林剣報道官は10日の定例記者会見で、「石平氏はいわゆる『自らと異なる立場』を持つ人物ではない。石氏はかつて中国国籍を有していたが、日本に行って日本国籍を取得した後、自身の利益のために反中勢力と結託し、中国を誹謗中傷した。国会議員に当選した後、靖国神社を公然と参拝し、中日間の4つの基本文書の精神と『1つの中国』原則に著しく背き、中国の内政に深刻に干渉し、中国の主権及び領土的一体性を深刻に損なっており、完全な反中分子である」とした。

林報道官は、「中国側が石氏に対して対抗措置を取るのは、中国の法律に基づいて国益を守り、国際慣例に合致する正義の行為だ。日本政府は、国会議員の中日間の4つの基本文書の精神に背く誤った言動を止めさせず、逆に中国を非難した。中国側はこれに強い不満と断固たる反対を表明し、日本側に厳正な申し入れを行った」とした。(編集LX)

「人民網日本語版」2025年9月10日

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