王毅氏がルビオ米国務長官と電話会談

人民網日本語版 2025年09月11日14:33

王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は10日、米国のルビオ国務長官と電話会談を行った。新華社が伝えた。

王氏は「中国と米国という2隻の巨大な船が、針路を誤らず、失速することなく、共に前進するためには、両国首脳による戦略的先導を揺るがず堅持し、両国首脳間の重要な共通認識の確実な実行を堅持しなければならない。最近の米側の否定的言動は、中国の正当な権益を損ない、中国の内政に干渉し、中米関係の改善と発展にマイナスに作用するものであり、中国は明確に反対する。とりわけ台湾地区など中国の核心的利益に関わる問題において、米側は言動を慎まねばならない。中国と米国はかつて第二次世界大戦中、軍国主義とファシズムに打ち勝つために肩を並べて戦った。新たな時代においても、世界の平和と繁栄のために協力し、各種のグローバルな課題に対処し、大国として果たすべき責任を担うべきだ」とした。

両氏は今回の電話会談について、タイムリーで必要かつ効果があるものだったとの考えを示し、中米関係に対する首脳外交の戦略的リーダーシップをさらに発揮し、溝を適切に管理・コントロールし、実務協力を検討し、中米関係の安定的な発展を促進する方針を強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年9月11日

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