李強総理がグローバル発展イニシアティブ・ハイレベル会合に出席

李強総理は米現地時間23日、ニューヨークの国連本部で中国主催の「グローバル発展イニシアティブ・ハイレベル会合」に出席し、スピーチを行った。新華社が伝えた。

李総理は「現在、一国主義や保護主義が台頭し、国際発展協力は深刻な打撃を受け、世界経済の成長の原動力は弱まっている。現状直面する諸々の矛盾や問題を解決するには、発展に持続的に焦点を当て、全力で発展を後押しし、手を携えて発展のパイを大きくする必要がある。中国は各国とグローバル発展イニシアティブの実行をさらに進め、国連の『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の推進を加速させ、グローバルな発展の事業を立て直すことを望んでいる」と表明。以下の方針を掲げた。

（1）安定的で開かれた国際発展環境を築き、共同で国連中心の国際体制を維持し、多国間主義と自由貿易を堅持し、開放型世界経済の構築に努める。

（2）バランスのとれた普遍的に恩恵をもたらす発展パートナーシップを構築し、発展途上国のニーズにより配慮し、発展の不均衡や不十分さといった問題を積極的に解決する。

（3）未来志向の革新的な発展の原動力を育み、国際的な科学技術革新協力を強化し、障壁の構築に反対し、革新的な発展による恩恵が世界全体に及ぶようにする。

（4）より持続可能なグリーン・低炭素型発展を促進し、世界的な新エネルギー等の産業協力を強化し、人と自然が調和的に共生する持続可能な発展の実現に手を携えて努力する。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年9月25日