中仏が戦略対話を開催
人民網日本語版 2025年10月16日14:44
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王毅中共中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)は15日、浙江省杭州市でフランスのエマニュエル・ボヌ大統領外交顧問と第27回中仏戦略対話を行った。新華社が伝えた。
王氏は「過去1年間、中仏関係は両国首脳のリーダーシップの下で新たな進展を遂げ、各レベルで往来を緊密化し、実務協力を着実に推し進め、多国間協力も日増しに緊密化してきた。中仏は共に国連安保理の常任理事国であり、自主独立の大国だ。戦略的安定性と先見性を一層備えた中仏関係の構築は、両国民の長期的利益にかなうものであり、中仏両国の果たすべき国際的責任でもある」と指摘。
「中国はフランスと上層部交流を強化し、戦略的相互信頼を深め、包括的な協力を推進することを望んでいる。近く開催される中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議(四中全会)では第15次五カ年計画(2026~30年)について検討が行われる。これはフランスの対中協力にさらなる機会をもたらすものと信じる。両国は引き続き伝統的分野で協力を深め、新興分野での協力を積極的に模索し、地方協力の潜在エネルギーを大いに引き出す必要がある。中国はフランスと国連の枠組みで多国間の協調を強化していきたい」とした。
ボヌ大統領外交顧問は「フランスは平等・互恵の精神に基づき、経済・貿易、民生用原子力、科学技術、新エネルギー等の分野で中国と実務協力を強化することを望んでいる。フランスは貿易戦争に反対し、陣営対立にも反対する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年10月16日
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