【イラストで読み解く】米政府の閉鎖

人民網日本語版 2025年10月17日16:46

イラスト作成・馬宏亮(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)

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米国の共和・民主両党が医療関連予算等をめぐり合意に至らなかったため、米上院は9月30日、両党提出のつなぎ予算案を相次いで否決した。これにより、現地時間10月1日から米連邦政府は閉鎖状態に陥った。連邦政府の閉鎖は7年ぶりだ。

連邦政府の閉鎖から半月が経過し、その悪影響は拡大し続けている。連邦職員数十万人が休暇を強いられるか、解雇され、多くの連邦機関の業務が停止している。首都ワシントンD.C.ではワシントン・モニュメントや議会議事堂などの象徴的建造物が一般公開されなくなり、自由の女神像のトーチも「消灯」となる可能性がある。

米政府が閉鎖状態に陥った根本原因は、両党間の政治闘争が激化し続け、国内の政治的二極化が一層深まったことにある。米国の政治屋が常に国民の利益ではなく自らの利益に基づき決定を行うのなら、両党の争いによって被害を受けるのは一般市民だけである。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年10月17日

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