中国とフィンランドが国交樹立75周年、両国首脳が祝電交換

人民網日本語版 2025年10月29日14:33

習近平国家主席は28日、フィンランドのストゥブ大統領と両国の国交樹立75周年を祝う電報を交わした。新華社が伝えた。

習主席は「フィンランドは欧州で最初に中国と政府間貿易協定を締結した国の一つだ。国交樹立以来75年間、中国とフィンランドの関係は社会制度やイデオロギーの違いを超え、国際情勢のめまぐるしい変化という試練を何度も経験しながらも、政治や経済・貿易、人的・文化的分野などの協力を絶えず深めてきた。昨年10月、ストゥブ大統領が中国への国賓訪問を行い、我々は共に中国とフィンランドの未来志向で新しいタイプの協力パートナーシップの発展に関する青写真を描いた。私は両国関係の発展を非常に重視しており、ストゥブ大統領と共に努力して、両国の友好の伝統を受け継ぎ発揚し、各分野の協力を先導して新たな局面を切り開き、平等で秩序ある世界の多極化とインクルーシブな経済のグローバル化を共に推進していくことを望んでいる」とした。

ストゥブ大統領は「国交樹立以来75年間、両国関係は安定的に発展し、絶えず協力を拡大してきた。昨年10月、私は初めて中国を国賓として訪問し、双方は『フィンランドと中国の未来志向で新しいタイプの協力パートナーシップの推進に関する共同作業計画(2025~2029年)」を発表した。国連安保理常任理事国としての中国の役割は国際社会の信任を得ている。私は、習主席と引き続き二国間及びグローバルな課題について対話を維持していくことを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年10月29日

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