中日外相が電話会談

人民網日本語版 2025年10月29日16:17

王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は28日、日本の茂木敏充新外相と電話会談を行った。新華社が伝えた。

王氏は茂木氏の外相再任に祝意を表し、「中日両国は互いに重要な隣人であり、中国の対日政策は継続性と安定性を保っている。日本側と共に、引き続き中日間の4つの基本文書で確立された原則と方向性に従い、中日の戦略的互恵関係を包括的に推進し、新しい時代の要請にふさわしい建設的かつ安定的な中日関係を構築していきたい」と表明。

「日本の新内閣の発したいくつかの前向きなシグナルに中国側は留意している。上層部交流は中日関係の発展にとって重要な意義を持つ。日本の新内閣が中国との付き合いにおける『第一歩』をしっかりと踏み出し、『最初のボタン』を正しく留めることを望む。歴史問題と台湾問題は両国関係の根幹及び両国間の基本的な信義に関わる。日本側が中国側と共に、中日関係の政治的な基礎をしっかりと維持し、中日関係の正しい方向に沿った継続的な改善と発展を後押しすることを望む」とした。

茂木外相は「中国は日本にとって重要な隣国であり、高市早苗首相は日中関係を非常に重視している。日本側はこれまで中国側とのデカップリングやサプライチェーンの分断を意図したことはなく、双方が各レベルで交流を強化し、互恵協力を深め、意見の相違に適切に対処し、建設的かつ安定的な日中の戦略的互恵関係を包括的に推進していくことを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年10月29日

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