習近平国家主席がスペイン国王フェリペ6世と会談
習近平国家主席は12日、中国を国賓として訪問したスペイン国王フェリペ6世と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。
習主席は「中国はスペインとの伝統的な友好関係を大切にし、国際・地域問題におけるスペインの独特な役割を重視している。スペインと共に、より戦略的で揺るぎなく、より発展の活力に富み、より国際的影響力を持つ包括的な戦略的パートナーシップを構築していきたい。両国は相互支持をさらに強化し、上層部交流の基調を保ち、戦略的リーダーシップを強化し、両国関係が常に正しい道を歩むようにするべきだ。また、実務協力を一層推進する必要がある。中国はスペインの良質な産品をより多く輸入し、新エネルギー、デジタル経済、人工知能(AI)など新興分野で協力の潜在力を掘り起こし、相互投資を拡大し、より多くの象徴的プロジェクトを創出することを望んでいる。両国はまた、互いの強みで補完し合い、中南米など第三国市場を共同で開拓することができる。また、民心の通じ合いをさらに促進し、文化・教育分野で交流を強化し、互いに相手国における文化・言語機関の運営を支援する必要がある。中国は引き続きスペインに対する査証(ビザ)免除政策の実施期間を延長し、人的往来を円滑化し、両国民がより親密になっていくようにする」と表明。
「今年は国連創設80周年に当たる。世界が新たな動揺と変革の時期を迎える中、平和と発展の事業は依然として任が重く、その道は遠い。私が人類運命共同体の構築推進を打ち出したのは、各国が社会制度の違いやイデオロギーの溝を乗り越え、対話と協議を通じて共通認識を形成し、各国の人々のより良い生活への憧れを共に現実のものとすることを望んでのことだ。中国はスペインと共に、国際問題において国連が中心的役割を果たすことを支持し、自由貿易のルールと国際経済貿易秩序を維持し、より公正で合理的なグローバル・ガバナンス・システムを構築し、人類運命共同体の構築を後押ししていくことを望んでいる」とした。
フェリペ6世は「スペイン政府は『一つの中国』政策を揺るぎなく遂行し、国家の領土的一体性を守ることを支持している。中国と共に両国の包括的な戦略的パートナーシップのたゆまぬ前進を後押しし、両国民により多くの幸福をもたらし、世界の平和と安定に一層貢献していきたい」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年11月13日
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