中国10月の新エネ車販売台数が初めて全体の50%を突破

人民網日本語版 2025年11月13日11:01

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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中国自動車工業協会が11日に発表した最新のデータによると、今年1-10月には、中国の自動車の生産台数は2769万2000台、販売台数は2768万7000台に達して、いずれも前年同期比10%以上の増加を達成した。そのうち新エネルギー自動車の生産は同33.1%増の1301万5000台、販売は同32.7%増の1294万3000台だった。注目されるのは、10月の新車販売台数に占める新エネ車の割合が初めて50%を超えて51.6%に達したことだ。輸出面では、今年1-10月には新エネ車輸出台数が同90.4%増の201万4000台に達した。

同協会の陳士華副事務局長は、「今年に入ってから、新エネ車が引き続き高い成長を示している背景には、一方で中国国内の自動車買い換えへの補助金政策が継続的に効果を発揮し、その規模が大きく、対象範囲も広いため、新エネ車市場の高い成長を後押ししたことがある。他方で、来年1月1日から、新エネ車取得税は全額免除から半額徴収へと調整されるため、一部の消費者の間で年内の駆け込み購入現象が起きており、新エネ車市場が新たな消費のピークを迎えている」と説明した。

専門家も、「年初以来、中国の新エネ車メーカーが持続的かつ豊富に新製品を供給していること、製品の技術が向上を続けていること、充電インフラの整備強化が進められていることなどが相まって、新エネ車市場の高い成長を後押ししている」との見方を示した。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年11月12日

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