外交部「放射性物質を含む水の漏出は日本の原発施設の深刻な不備を露呈」
人民網日本語版 2025年12月24日17:04
廃炉作業が進められている福井県敦賀市の新型転換炉「ふげん」で23日に放射性物質を含む水が漏れたとの報道について、外交部(外務省)の林剣報道官は24日の定例記者会見で、「今回の事故は、日本の原発施設の稼働状況、運営維持能力、原発安全性の管理などに深刻な不備があることを改めて露呈した」とした。
林報道官は、「中国は日本に対し、福島原発事故の教訓を十分に汲み取り、原発の安全性に対する責任を確実に履行し、事故の状況を説明して措置を講じ、廃炉作業と放射性廃棄物の処理を適切に行い、国際的な監督を自主的に受け入れ、国際社会の懸念を減らすよう促す。今回の件は、国際社会が福島原発汚染水の海洋放出と設備の稼働状況に対する全面的な監督・監視を引き続き強化し、海洋環境の安全を維持する必要があることを示している」とした。(編集LX)
「人民網日本語版」2025年12月24日
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