世界初の20MW級洋上風力発電機が福建海域で据え付け完了
人民網日本語版 2026年01月15日14:18

世界初の20MW級洋上風力発電機の吊り上げ作業現場。撮影・周駿威
中国は福建省の海域で13日、世界初となる20メガワット(MW)級洋上風力発電機の吊り上げ・据え付け作業を成功裏に完了した。これは、超大容量発電機の研究開発・製造能力および海上施工能力において、中国が大きな進展を遂げたことを示している。光明日報が伝えた。
同機は沖合30キロメートル以上、水深40メートルを超える海域に設置された。施工期間中は、モンスーン期による作業可能期間の短さ、複雑な海況、高所作業に伴う高いリスクなど、複数の課題に直面した。施工チームは、最大吊り上げ能力2000トンの第4世代風力発電設備設置船を投入し、高精度測位技術とインテリジェント杭打ち制御システムを活用。長さ147メートルに及ぶ3枚の巨大ブレードを順次安定して174メートルの上空へ吊り上げ、ハブと精密に接合した。これにより、直径300メートル、掃風面積が標準的なサッカー場10面分近くに相当する大型ローターが組み上げられた。
この20MW機は国家重点研究開発計画のプロジェクトに属し、国家エネルギー局の「初号機(セット)重要技術設備」リストに選定されている。主要部品の100%国産化を実現するとともに、機体全体の軽量化設計で重要なブレイクスルーを達成し、単位MW当たりの重量は業界平均比で20%以上削減され、施工時の吊り上げ難度や基礎建設コストが効果的に低減された。
系統連系後は、1基当たりの年間発電量が8000万キロワット時(kWh)以上に達する見通しで、約4万4000世帯の年間電力需要を賄うことができる。これは標準石炭約2万4000トンの節約、二酸化炭素排出量約6万4000トンの削減に相当する。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年1月15日
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