風力・太陽光発電の設備容量が18億kWを突破 三峡ダム82基分に相当

人民網日本語版 2026年02月04日10:25

国家エネルギー局が1月28日に発表した最新データによると、2025年末時点で太陽光発電の設備容量は前年比35.4%増の12.0億kW、風力発電は同22.9%増の6.4億kWに達した。

中国の風力・太陽光の累計設備容量は初めて18億kWを超え、18.4億kWに達した。これは三峡ダムの総設備容量の約82倍に相当し、全電源構成の47.3%を占める規模だ。

風力・太陽光発電のより新しく優れた方向への発展は、エネルギー転換を推進する主力であり、エネルギー安全保障を支える新たな柱であると同時に、経済・社会発展にも新たな原動力をもたらしている。データによれば、2024年、中国の風力・太陽光を含む再生可能エネルギー重点プロジェクトへの投資額は、電源投資全体の80%を超えた。

風力・太陽光発電産業の活況の背景には、広大な市場空間がある。

中国は世界最大のエネルギー生産国であり、エネルギー消費国でもある。2025年には、社会全体の電力消費量が初めて10兆kWhを突破した。これはEU、ロシア、インド、日本の年間電力消費量の合計を上回る規模であり、中国には巨大な電力需要と旺盛な新規設備導入ニーズが存在する。

風力・太陽光発電産業の活況の背景には、満ち溢れるイノベーションの活力がある。

まず、技術の進歩について見てみると、第14次五カ年計画(2021-25年)期間中、中国の新エネルギー技術・設備は世界をリードした。太陽光発電の変換効率や洋上風力発電の単機容量などで次々に世界記録を更新し、技術革新と製品の世代交代によってコストが急速に低下した。それだけでなく、揚水発電や新型蓄電など調整・蓄電技術の急速な発展、超高圧送電技術の革新的応用、スマート・マイクログリッド建設の加速などが、新エネルギー電力の受け入れ能力におけるボトルネックの解消を支えた。

次に、企業の活力について見てみると、中国の新エネルギー市場は開放的で経営主体が多様化しており、十分な市場競争が行われている。太陽光発電設備メーカーの圧倒的多数、風力発電機メーカーの60%以上が民間企業だ。

中国はグリーン電力証書制度を絶えず整備し、グリーン電力の消費需要を喚起している。グリーン電力の直接送電や新エネルギーの近接消費に関する価格政策を打ち出し、消費モデルを多様化させている。新エネルギーの売電価格の市場化改革政策を打ち出し、新エネルギー発電企業に対して、「多く発電する」ことから「賢く発電する」「より良く発電する」ことへの転換を促している。こうした制度・システム面の整備が、新エネルギーの市場化への発展の活力を引き出し、発展規模のたゆまぬ拡大を促進している。(編集NA)

「人民網日本語版」2026年2月4日

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