中国製EVが海外で売れ行き好調 中南米では入手困難に

資料写真(ドローンによる撮影・王健民)。
タイでは、比亜迪(BYD)を筆頭にさまざまな中国製電気自動車(EV)が街を走り、EV市場で86%のシェアを占めるとともに、タクシーと公用車は全面的にEVへ切り替わった。欧州市場では、BYDと上海汽車製の名爵(MG)が毎月1万台以上を販売され、ドイツにおける販売台数は前年比1550.3%増と爆発的な伸びを見せ、イタリアでも同564%増と急増している。オーストラリアの自動車市場では、中国ブランドが日本ブランドの28年に及ぶ独占状態に終止符を打ち、市場シェアは25%に急上昇して、現地の家庭では車を買うときに真っ先に中国車を選ぶようになった。ブラジル・サンパウロでは、BYDの「海豚(ドルフィン)」が販売台数トップに輝き、中国ブランドはEV市場で77.6%のシェアを占めた。中南米の多くの国で中国車は入手困難になっており、注文してから納車まで数ヶ月かかるという。海外メディアは、「原油価格の高騰がもたらしたエネルギー転換の流れの中、『中国智造』(中国のスマート製造)の勢いは止まらず、グローバル自動車産業の勢力図を塗り替えようとしている」と伝えた。
中国製EVが海外で爆発的に売れている背景には、ガソリンと電気のコストの差額のほか、どのような優位性があるだろうか。
英誌「ザ・エコノミスト」の報道によれば、過去1年間に中国製EVは高い品質、スマート化、優れたデザインを兼ね備えた発展路線に転向し、そこに原油価格の高騰が加わって、コア競争力がさらに高まった。別の報道によると、中国には世界で最も整ったEVサプライチェーンがあり、バッテリーから電子制御、車載インフォテインメントシステムまで、いずれも独自コントロールが可能になった。こうしたことを受けて、中国の自動車メーカーは市場ニーズに迅速に対応し、生産能力の向上と製品のアップデートが加速し、欧米の現地メーカーよりもかなり早く納車できるようになった。
英BBCのブラジルチャンネルの報道によると、業界関係者は「中国製EVの中南米市場における普及率は上昇を続けるだろう。今後3年で、中国ブランドは中南米のEV市場で80%を超えるシェアを獲得することが期待される」と予想している。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年4月14日
注目フォトニュース
関連記事
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn








