黎家盈氏の「神舟23号」宇宙飛行士選出に香港各界が熱い視線

人民網日本語版 2026年05月26日14:06

中国有人宇宙事業弁公室によると、宇宙ステーション応用・発展段階飛行ミッション総指揮部の決定により、有人宇宙船「神舟23号」の宇宙飛行士は、宇宙飛行エンジニアの朱楊柱氏、操縦士の張志遠氏、搭乗科学技術者の黎家盈氏の3人で構成され、朱氏が船長を務めることになった。朱氏は中国初の船長を務める宇宙飛行エンジニアであり、また中国で初めて船長を務める第3期宇宙飛行士でもある。これまでに有人宇宙船「神舟16号」有人飛行ミッションを遂行している。張氏は第3期宇宙飛行士であり、黎氏は中国で初めて飛行ミッションを遂行する第4期宇宙飛行士となる。また、香港・澳門(マカオ)地区を対象とした選抜で選ばれた中国初の女性搭乗科学技術者でもある。2人はいずれも今回が初飛行となる。中国新聞網が伝えた。

全国政治協商会議常務委員であり、香港中華総商会会長の蔡冠深氏は、「香港の研究者が国の有人宇宙飛行ミッションに参加する機会を得たことは、『一国二制度』の独自の優位性を示すものであり、香港が国際イノベーション・科学技術センターを建設し、新たな質の生産力を発展させる上で大きな自信を注ぎ込むものだ。また、香港の若者が科学技術イノベーションに取り組む情熱を喚起する。さらに、香港が中国の宇宙強国建設の歩みにおいて力を発揮し、国に栄誉をもたらすことを期待している」と述べた。

香港科学院院長の盧煜明氏は、「今年は国の『第15次五カ年計画(2026−30年)』始動の年にあたり、香港は地元出身の科学者が初めて国の有人宇宙飛行ミッションへの参加に選ばれるという歴史的瞬間を迎えた。黎氏が香港初のミッション参加宇宙飛行士となったことは、国が香港の科学技術人材の実力を高く評価していることを示しており、より多くの香港の若者が最先端科学技術研究に身を投じ、自らの能力を発揮する励みになるだろう」との見方を示した。

香港市民の高氏は取材に対し、「子どもの頃の夢は宇宙飛行士になることだった。現在、香港出身の宇宙飛行士が宇宙へ飛び立つということに対して、同じ香港人として強い一体感を覚える。まるで自分にも宇宙へ行く機会があるかのようだ。また、黎氏の選出は香港で『宇宙ブーム』と『科学技術ブーム』を巻き起こし、より多くの香港の若者が『宇宙へ行く』という目標に向けて努力するようになるだろう」と語った。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年5月26日

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