中国2025年のデータ生成総量、世界の約27%を占める

人民網日本語版 2026年06月02日14:35

このほど発表された「全国データ資源調査報告(2025年)」(以下、「報告」)で、2025年の中国の年間データ生成総量は前年比27.28%増の52.26ゼタバイト(ZB)に達し、成長率は前年を2.28ポイント上回った。中国のデータ生成総量は世界全体の約27.44%を占めた。新華社が伝えた。

報告によると、2025年も中国のデータ資源規模は高い成長を維持した。主体別では企業がデータ生成の中心となり、新たに増加したデータの約9割を企業データが占めた。産業別では、製造業、交通・物流業、ソフトウェア・情報技術サービス業などでデータ生成量の増加が顕著で、それぞれ前年比1.27ゼタバイト、1.22ゼタバイト、0.92ゼタバイト増加した。また、エンボディドAIや低空経済(低空域飛行活動による経済形態)といった新興分野ではデータ生成量が急増しており、成長率はそれぞれ477.78%、75%に達した。全国のデータ保存総量は同21.05%増の2.53ゼタバイトとなった。

さらに、中国では演算能力インフラの整備も着実に進展している。報告によれば、「東数西算」(東部地域のデータを西部地域で保存・計算すること)プロジェクトが全面的に実施され、全国統合型演算ネットワークの構築が加速している。AI(人工知能)演算能力の供給水準も着実に向上しており、2025年末時点で全国のAI演算能力規模は159万PFlops(1PFlopsは1秒間に1000兆回の浮動小数点演算を実行できる)に達した。汎用演算能力からAI演算能力への世代交代が加速し、AI発展を支える重要インフラとなっている。

特に注目されるのは、データによるAI支援が大規模実用化の新たな段階に入ったことだ。調査によると、2025年にAIの学習および推論に利用されたデータ総量は前年比42.86%増の199.48エクサバイト(EB)だった。推論データ量は101.34エクサバイトに達し、初めて学習データ量を上回った。高品質データセット数は同61.13%増の11万件を超え、総規模は同142.58%増の908ペタバイト(PB)を上回った。年間のトークン呼び出し量は約2京1100兆に達し、トークンはAI時代の新たな指標となりつつある。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年6月2日

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