2026年における人気学部・学科の検索回数トップ10が発表

人民網日本語版 2026年07月02日16:29

検索大手・百度(バイドゥ)の中国大学統一入学試験(通称「高考」)関連のビッグデータプラットフォーム(データ収集日:2026年6月30日)によると、今年の各大学の人気学部・学科の検索回数ランキングトップ10の内訳は、電気工学及びその自動化、人工知能(AI)、電子情報工学、コンピューターサイエンス・技術、通信工学、法学、経済学、心理学、バイオ製薬、デジタルメディア技術だった。工学系が7席を占め、電子情報、コンピューター、電気といった分野の注目度が引き続き高くなっている。一方、法学や経済学、心理学といった文系の学科もトップ10に入った。

電気工学及びその自動化は長年にわたり人気を集め続けている。中国の第三者調査機関・麦可思(マイコス)研究院が最近発表した「2026年中国学部生就職報告」(就職青書)のデータによると、電気工学及びその自動化は4年連続で給与と市場ニーズが旺盛で就職率が高い「グリーンラベル」の専門分野となっており、近年、就職の質が最も安定した学科の一つだ。また、就職の満足度は87%で、ランキング3位となっている。

AI関連の学科も、受験生の間で注目度が高く、ランキング2位に入った。AI関連の学科は近年、高等教育機関が新設する学科の中で、最も人気を集める学科となっている。統計によると、2020年から2024年の4年間に新設された人気学科のうち、学科ポイントが200ヶ所以上となっているのはAI、デジタル経済、スマート製造工学、ビッグデータ管理と応用の4学科となっている。なかでも、AI関連の学科が最も多く、5年間で406ヶ所が新たに開設された。

麦可思は、「全体的に見て、今年の学部・学科で人気となっているのは依然として電子情報や電気、スマート製造といった工学系の分野に集中しており、受験生が新興産業や給料の高い分野に引き続き注目していることを反映している」と分析している。

ただ、就職データを見ると、全ての人気学科の就職の質が高くなっているわけではない点には注意が必要だ。電気工学及びその自動化や通信工学といった一部の伝統的に強みのある工学系の学科は依然として高い就職の質を維持しているものの、AIやデジタルメディア技術といった人気学科は、「二極化」の様相を呈している。本当の意味で専門的な能力を備え、その専門と一致している就職先を見つけることができる卒業生は、競争力が著しく高い一方で、大学教育で十分な能力を身に着けることができなかったり、能力的に企業側のニーズに満たしていない卒業生は就職活動において、ほかの学部よりも大きな競争のプレッシャーにさらされていた。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年7月2日

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