中国初の河川・海上複合輸送ハブのゼロカーボン航路が開設
人民網日本語版 2026年07月02日11:15
コンテナを満載した「寧遠電鵬」が6月30日、浙江省・嘉興港独山港エリアをゆっくりと出港し、寧波舟山港金塘港エリアへ向かった。これは、中国初となる河川・海上複合輸送ハブのゼロカーボン航路が正式に開設されたことを示している。新華社が伝えた。
「寧遠電鵬」は、寧波遠洋運輸股份有限公司が建造・運航する船舶で、全長127.8メートル、全幅21.6メートル、742TEU(20フィートコンテナ換算)の積載能力を備える。動力源には標準化されたコンテナ型バッテリー10基を採用し、総蓄電容量は約2万キロワット時(kWh)に達する。年間約800トンの燃料を節約し、二酸化炭素排出量を2000トン以上削減できる見込みだ。

嘉興港独山港エリアに停泊する「寧遠電鵬」。(画像提供:嘉興海事局)
このゼロカーボン航路の最初の「乗客」となったのは、吉利汽車長興製造拠点の自動車ノックダウン部品だ。貨物は浙江省の長興港を出発し、64TEU積みの完全電動内陸河川コンテナ船で嘉興港まで輸送された後、1万トンクラスの完全電動コンテナ船「寧遠電鵬」に積み替えられ、寧波舟山港へ運ばれる。航行中の燃料消費はゼロ、排気ガス排出もゼロを実現する。試算によると、コンテナ1本当たり輸送全体で約60キログラムの二酸化炭素排出量を削減できる。河川・海上複合輸送ハブのゼロカーボン航路は、貨物に「低炭素証明書」を与えることで産業の付加価値を高め、長江デルタ地域の貿易企業による低炭素輸出に新たな水上輸送ソリューションを提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年7月2日
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