「運12F」初飛行、「東方智慧」号就航 空・海・陸で中国の重要プロジェクトがさらに進捗
中国初の総合航空測定機がこのほど初飛行に成功し、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)初の原子力発電プロジェクト「華竜1号」がさらに進捗を遂げるなど、中国では先週、多くの分野でめざましい成果が相次いで実現した。

写真提供・中央広播電視総台
運12F大気総合観測機が初飛行に成功
中国初の大気環境総合観測用固定翼航空機プラットフォームである「運12F大気総合観測機」が先ごろ、黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市の哈爾浜平房空港で初飛行に成功した。
運12F大気総合観測機はさまざまな汚染物質、温室効果ガス、雲・水蒸気の総合的な航空観測能力を備えている。同機の開発成功は、中国の地域的大気汚染モニタリングに重要な垂直方向の観測手段を提供することになる。

太平嶺原子力発電所2号機が送電スタート
7月4日には、大湾区初の原子力発電プロジェクト「華竜1号」で、中広核広東太平嶺原子力発電所2号機が初めて系統接続に成功し、初送電を行った。
今回の系統接続により、同機は電力網へ電力を供給する能力を正式に備えたことになり、稼働開始の目標に向かい重要な一歩を踏み出した。

世界最大のメタノールデュアルフューエルコンテナ船が青島港から初出港
7月3日、中国独自開発の世界最大級メタノールデュアルフューエルコンテナ船「東方智慧」号が、山東省青島市の青島港で正式に商業初航行を開始した。同船は港で3000TEU(20フィートコンテナ換算)を超える積載作業を完了し、同時に1500トンのメタノールを「船から船へ」供給する方式で補給した後、北欧の主要港に向けて出航し、青島と欧州を結ぶ主要コンテナ幹線航路に投入された。
「東方智慧」号は世界初の2万4000TEU級メタノールデュアルフューエルコンテナ船だ。

北京市・天津市・河北省エリアからベルギーへ向かう「中欧班列」が出発
コンテナを55両に満載した国際定期貨物列車「中欧班列」が先ごろ、河北省石家荘市の石家荘国際陸港を出発し、ベルギーのリエージュへ向かった。北京市・天津市・河北省エリアからベルギーへ向かう中欧班列はこれが初となる。
中欧班列に積載された貨物はリエージュ駅に到着した後、ドイツ、オランダ、フランスなど欧州主要国への中継輸送が可能であり、石家荘発中欧班列の欧州における物流面の影響力が強化されるだけでなく、同エリアと欧州大陸間の経済・貿易交流に新たな活力がもたらされることになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年7月6日
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