陳立泉氏と賁徳氏、2025年度国家最高科学技術賞を受賞

注目されていた2025年度国家最高科学技術賞の受賞者が7月8日、北京の人民大会堂で発表された。中国工程院の陳立泉院士と賁徳院士が、中国の科学技術界における最高栄誉である同賞を共同受賞した。中国新聞網が伝えた。
陳立泉氏は中国科学院物理研究所の研究員であり、1940年3月に四川省南充市に生まれ、2001年に中国工程院院士に選出された。
陳氏は中国のリチウム電池分野の礎を築き、その発展を進め、牽引してきた第一人者だ。同氏は中国における固体イオニクス研究の先駆者となり、中国初のリチウム電池を開発するとともに、中国初のパイロット生産ラインを構築し、中国のリチウム電池産業化への道を切り開いた。また、「その場固形化」電池という技術ルートを提唱・実現し、ナトリウムイオン電池を基礎研究段階から大規模実用化へと発展させ、中国が次世代電池技術分野において戦略的優位性を確立した。
賁徳氏は中国電子科技集団有限公司の研究員であり、1938年4月に吉林省長春市に生まれ、2001年に中国工程院院士に選出された。
賁氏は著名なレーダー専門家であり、中国における航空機搭載パルス・ドップラー・レーダー技術の創始者、フェーズドアレイ・レーダー技術の主要な開拓者、宇宙配備型監視レーダー技術の先駆者だ。同氏は中国初の航空機搭載パルス・ドップラー火器管制レーダー、中国初の大型長距離フェーズドアレイ早期警戒レーダーの開発に成功した。また、現代レーダー技術の中核となるパルス・ドップラー技術とフェーズドアレイ技術という二つの基盤技術で重要なブレイクスルーを達成し、中国の陸・海・空・宇宙を一体化した早期警戒・探知システムの発展を牽引するとともに、中国の情報優勢を支える「鋭い眼力」を鍛え上げた。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年7月9日
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