1000℃でも素手で持てる!中国の「断熱シールド」が世界トップレベルに

人民網日本語版 2026年07月13日16:02

キャリアロケット「長征10号B」が7月10日、海南商業宇宙発射場から打ち上げられ、衛星を予定の軌道に投入した。ロケットは第1段機体・第2段機体の分離から約6分後、第1段機体ブースターが垂直帰還し、洋上回収プラットフォームにおいてネット捕獲方式による回収に成功した。打ち上げおよび第1段機体の回収は完全な成功を収め、これは世界で初めてキャリアロケットの洋上ネット捕獲方式での回収を実現した事例でもあり、中国が再使用型ロケット技術の分野で歴史的なブレイクスルーを遂げたことを示している。中央テレビニュースが伝えた。

ロケットの回収はなぜ難しいのか

中国工程院の赫暁東院士は、「機体が焼損してはいけない。帰還後に再び飛行し、繰り返し使用しなければならない。その難易度は使い捨ての材料をはるかに上回っている」という一言で再使用型ロケット開発における中核的な課題を説明した。

断熱材を1000℃を超える炉の中で十分に加熱した後に取り出しても、材料は変形していなかった。さらに驚くべきことに、取り出した直後でも素手で持ち上げることができた。

赫院士は、「取り出した際、内部の熱が外へ伝わり続けることはなく、縁の部分だけが黒く変色していた。これは熱がそこで放散されたことを示しており、この材料の断熱性能が極めて優れている証拠だ。中国の断熱材料技術はすでに世界トップレベルに達している」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年7月13日

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