中国製電気機器製品が海外で大好評 売れ行き好調のワケは?
冷蔵庫、エアコン、扇風機から、電極、太陽光発電関連製品、掘削機まで、中国製の電気機器製品は世界の消費者にとってますます重要な選択肢になっている。このほど発表された貿易データを見ると、2026年上半期(1-6月)には、中国の電気機器製品輸出額は前年同期比20.1%増の9兆3600億元(1元は約24.1円)に上り、輸出総額に占める割合は同3.5ポイント上昇して63.5%になった。2025年3月以降、電気機器製品の輸出は10ヶ月以上連続で月間の最高記録を更新し続けている。

「中国の製品設計はユーザーにとても優しい!」
最近、世界のメジャーなSNSでは、海外の消費者から中国製電気機器製品へ続々と「いいね!」が寄せられている。
「これはとても実用的な扇風機で、どこにでも取り付けられるし、ライトにもなるし、電源がなくても使える。中国の製品設計はユーザーにとても優しい!」。東南アジアのネットユーザー「Byte Sage」さんは、買ったばかりの中国製品の動画を作成し、製品を高く評価するキャプションを添えてSNSに投稿した。
スペインのネットユーザー「Andres」さんはSNSで山道を移動したときの体験をシェアし、「これまで山道を移動するには非常に体力が必要だったが、この中国製コンパクト型電動装置を使えば山道を楽々と登ることができるし、重い物も載せられる」とした。
海外の消費者からの中国製品に対する高い評価の背後には、製品の確かな品質がある。
5~7秒で速乾、騒音の少ない静音タイプ、全シリーズとも商業施設、病院、鉄道駅など多様なシーンに対応……浙江艾克電器有限公司が製造する洗面所用ハンドドライヤーは、確かな品質をよりどころに海外での販路を拡大し続けている。同社の張烝榕社長補佐は、「当社は輸出製品が7割を占め、今年も好調に伸びている。通年で売上増加率は10%以上に達する見込みだ」と述べた。
張氏は、「海外の消費者が当社の製品を評価する最も大きな理由は、製品の技術の確かさにある。当社は140件以上の技術の特許を保有し、モーターから全体的構造まですべてにおいて当社独自の特色を備えている」とする。
各地の課題を起点とした研究開発を堅持、単なるモデルチェンジはしない
中国電気機器製品の海外進出を順調に展開していくには、ローカライズされた開発設計とアフターサービスも非常に重要なものになる。
美的集団の家庭用エアコン欧州事業大エリアマネージャーの熊学勤氏は、「2026年上半期には、海外全体で需要が旺盛で、エアコン類の伸びが際立ち、人気の『PortaSplit』ブランドのエアコンは出荷量が20万セットを超えた。こうした業績が達成できたのは、美的が単なるモデルチェンジを行うのではなく、世界的なローカライズ戦略『Local for Local』に基づき、各地の課題を起点とする研究開発方針を堅持してきたことが大きい」と説明する。
熊氏は、「当社は地域ごとの状況やニーズに合わせた機種を打ち出している。たとえば『PortaSplit』の室外機はわずか10キログラムで、壁に穴を開ける必要はなく、1人で10分あれば取り付けられ、古い建築物や賃貸物件が多いという欧州の状況に対応できる。中東地域向け機種は気温が70度あっても安定して稼働し、56度までなら冷却機能を最大限に発揮する。北米地域のヒートポンプが導入されたマンションでは改良や取り付けを行う必要がない。現在、美的は世界に製造拠点が65ヶ所あり、人工知能(AI)による調整を踏まえて地域ごとの製品供給を行っている。海外工場の重要な現場では現地社員が主導して方針を決定し、24時間のタイムゾーンをまたいだ協働開発とフレキシブルな生産を実現させている」と述べた。
電気機器製品が輸出のポテンシャルを発揮
経営側の努力だけでなく、海外市場自体のさらなる発展拡大も、中国の電気機器製品が売上を伸ばすためにより多くのチャンスを提供している。
専門家によると、第14次五カ年計画(2021~25年)期間に、中国電気機器製品の輸出額の年平均増加率は約8.4%となり、第13次五カ年計画(2016~20年)を大幅に上回った。企業に対する様々な優遇政策が実施されて効果を上げるにつれて、中国製電気機器製品はデジタルトランスフォーメーションの大きな波の中で競争力がさらに向上し、世界中の消費者に実質的な恩恵をより多くもたらすことになるだろう。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年7月22日
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