中ロ初の北極海氷現地観測を共同で実施
人民網日本語版 2026年09月07日13:43
中国第16次北極海科学調査を実施している「雪竜2」号は現在、北極海を航行している。その期間中、中国側の調査隊員はロシア南極・北極研究所から参加したロシア人隊員2人とともに、北極海の航行中の海氷観測を共同で実施している。これは中国とロシアが海氷の現場観測分野における初の共同実施だ。新華社が伝えた。

2026年8月9日、氷上ブイを設置する調査隊員。現在、北緯84度付近の北極海中央部で氷上観測を行っている中国第16次北極海科学調査隊の「雪竜2」号。撮影・温競華。
「雪竜2」号の海氷観測チームリーダー、林龍氏は、「北極海の氷域に入る前、中国とロシアの海氷観測責任者は、それぞれの海氷観測基準と方法について意見交換を行い、双方の主要な観測内容が高度に一致していることを確認するとともに、細かな違いについても議論した」と説明。
林氏は、「双方は船舶の航路周辺の氷況について、24時間体制で詳細な目視観測を共同で実施し、不定期に発生する海氷の変化や海氷の厚さの記録を細分化するとともに、大気の基礎的な環境要素、船舶の動力学的要素、大型動物などの観測項目を追加した。これまでの中国の北極海航海と比べ、今回の共同観測はより実用性が高く、北極海の海氷変化に対する認識を高めるだけでなく、氷域を航行する船舶の設計や航行可能性の評価などの作業を支援する役割も十分に考慮している」と語る。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年9月7日
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