2026年長江源流域総合科学調査が開始
人民網日本語版 2026年08月03日13:22
水利部(省)長江水利委員会長江科学院によると、同科学院が主導する2026年長江源流域総合科学調査が2日、青海省玉樹蔵(チベット)族自治州で開始された。1週間にわたる総合科学調査期間中、調査隊は長江源流域の高標高内陸部に入り込み、生態学的基礎情報を把握し、長江源流域に対する体系的な「健康診断」を実施する。新華社が伝えた。
長江源流域の本流である通天河の出口に位置する直門達河区間は、総合科学調査の最初の調査地点となった。2日正午、多分野から構成された20人余りの調査隊員が玉樹蔵族自治州に到着し、簡単な休憩と集合を済ませると、直ちに調査現場へと向かった。増水期を迎えている通天河だが、調査隊員は高原における酸素不足や急流などの困難を克服し、浮遊土砂、河床堆積物、水生生物などの試料を採取するとともに、多項目水質測定器を用いて現場で河川水の水質、溶存酸素量、電気伝導率などのデータを測定した。
調査隊責任者によると、過年度の調査を踏まえ、今年の長江源流域総合科学調査では引き続き、長江の本流である沱沱河、南本流である当曲、北本流である楚瑪爾河および瀾滄江本流の水資源と生態状況について体系的な調査研究を実施する。調査内容には、水文、土砂含有量、河道形態、水土流失、氷河・凍土、地形などが含まれる。過年度と比較して、今年の総合科学調査の観測体系はさらに充実しており、初めて水体中のラドンモニタリングを追加した。天然トレーサーとして利用されるラドンは、長江源流域における地表水と地下水の相互交換特性の評価を補助し、同地域の表面流出成分構成を解明するための、より包括的なデータ支援を提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年8月3日
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