中国と海外の研究者、1億2500万年前の哺乳類がすでに泳いでいたことを確認

人民網日本語版 2026年09月30日14:24

南京大学の史宇坤教授は内蒙古(内モンゴル)自然博物館、米ハワード大学、カーネギー自然史博物館の研究者らと協力し、白亜紀前期の哺乳類の化石を分析した。その結果、約1億2500万年前の小型哺乳類がすでに明確な半水生適応の特徴を備えていたと確認したことが、同大学への取材で分かった。この研究成果は、9月28日付の国際学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)」に掲載された。新華社が伝えた。

「板尾董尖歯獣」の化石標本。(画像提供:南京大学)

「板尾董尖歯獣」の化石標本。(画像提供:南京大学)

史氏は取材に、「今回新たに発見された哺乳類は『板尾董尖歯獣(Dongoconodon platycauda)』と名付けられ、関連する標本は2018年に遼寧省凌源市で発見された。この小動物は体長約30センチメートルで、前後の足には発達した側方への拡張構造があり、現在のカモノハシの水かきと非常によく似ている。その一方で、その尾は、現代のビーバーやカモノハシのような幅広い『櫂状の尾』ではなく、ヌートリアに近い形状だった」と語る。

「板尾董尖歯獣」(左)の復元想像図。(画像提供:南京大学)

「板尾董尖歯獣」(左)の復元想像図。(画像提供:南京大学)

史氏はさらに、「言い換えれば、恐竜時代に生息していたこの小型哺乳類は、『カモノハシ型の手足』と『ヌートリア型の尾』を持ち、これまで知られていなかった泳ぎ方をしていた可能性がある」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年9月30日

注目フォトニュース

関連記事