山西省で三畳紀最大の肺魚化石を発見  約2億4200万年前のもの

人民網日本語版 2026年05月21日14:07

山西省晋中市太谷区で約2億4200万年前の大型のケラトドゥス目肺魚化石が発見されたことが20日、山西自然博物館への取材で分かった。復元された全長は約1.62メートルで、東アジア地域で現在確認されている中で最古の、自然な連結状態を保ったケラトドゥス目化石であり、現時点で発見されている三畳紀の同類化石としては最大級となる。中国新聞社が伝えた。

今回発見された化石には、20個の尾椎骨およびそれに関連する上神経骨、椎間骨、背腹の鰭条骨、一連の背鰭条が保存されていた。岩石の節理による損傷のため頭部と胸部は失われていたが、完全なケラトドゥス目肺魚との比較により、全長は約1.62メートルに達したと推定されている。

絶対年代測定の結果、この化石層は三畳紀中期アニシアン期に属し、約2億4200万年前のものと判明した。

また、この化石は、中国で著名なシノカンネメエリア動物群の地層から出土した。同動物群は主に陸生四足動物で構成されており、今回の大型肺魚の発見は、三畳紀中期の水生生態系、初期ケラトドゥス目の体サイズ進化、さらには古地理的分布を理解するうえで重要な証拠を提供するものとなる。

この成果の研究メンバーである中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の徐光輝研究員は、「ケラトドゥス目の完全な骨格化石は世界的にも希少であり、全長1.6メートルを超え、自然な連結状態を保った個体が三畳紀地層から発見されたのは世界初だ」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2026年5月21日

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