より高精度な時刻計測へ 中国の科学者が原子核時計の開発に成功
人民網日本語版 2026年10月09日14:35

中国の科学者は、独自に開発した波長148ナノメートルの連続波真空紫外レーザーと、トリウム229を添加したフッ化カルシウム結晶を用い、世界に先駆けて原子核時計を開発し、安定した動作を実現した。これにより、量子精密計測の対象を電子の遷移から原子核の遷移へと拡張した。新華社が伝えた。
この画期的な研究成果は7日付の国際的な権威ある学術誌「ネイチャー(Nature)」にオンライン掲載された。
原子核時計とは、レーザーを用いて特殊な放射性同位体である「トリウム229」の原子核内部のエネルギー準位間遷移を精密に誘起し、この核遷移の周波数を基準として時刻を計測する装置のことだ。
科学者によると、原子核は原子そのものよりもはるかに小さいため、外部の電磁環境による擾乱の影響を受けにくい。そのため、原子核時計は従来の原子時計よりも高精度で、実用性の高い時間・周波数の基準を提供できると期待されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年10月9日
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