中国・深セン製ロボットが世界で大活躍 輸出大幅増
ここ数年、広東省深セン市で製造されたロボット製品の海外進出ペースが加速し、科学技術の優位性が輸出の競争力へと急速に変わりつつある。深セン税関がまとめた最新のデータによると、2026年1~8月には、深センの税区分で単独品目として分類されている各種ロボットの輸出は合計で12倍増と、大幅に増加した。

深セン湾通関地の貨物通路では、検査エリアにコンテナトラックが次々入っていく様子が見られる。国際物流代行サービス企業の税関関連業務責任者の張俊城さんは、「今年に入ってから、通関申告書に『ロボット』が登場することがますます増え、変化を実感している」と指摘。張さんの観察によれば、現在は毎月のロボット輸出の通関申告書が1万件余りに上り、前年同期に比べて40%増加し、主な輸出先は欧米諸国だという。
深セン市のロボットメーカーの生産現場では、製造ラインがフル稼働し、清掃ロボットが次から次へと組み立てを終え、梱包され、海外へ発送されるのを待っていた。責任者の呉翔さんは、「現在、当社の売り上げに占めるロボットの割合は80%以上で、今年はエンボディドロボットが新たな成長ポイントになっている」と話した。
人型ロボットと四足歩行ロボットなどは今、「デモンストレーション」から「大規模実用化」へのターニングポイントにある。工業施設の巡回検査、ビジネス関連サービスなどの応用シーンが舞台でのパフォーマンスに代わろうとしており、特に海外市場でこうした傾向が顕著だ。
別のロボットメーカーの姜宇副社長は、「2026年上半期の海外売上高は前年同期比で90%以上増加した。当社の製品は主に自動車部品、3C電子製品(コンピューター、コミュニケーション、コンシューマー・エレクトロニクス)、新エネルギーなどの重要産業で活用されている」と述べた。
深セン湾通関地検査一科の周剛副科長の説明によると、2026年1-8月には、単独品目として分類された各種ロボットの輸出額合計は同12.2倍増の111億3000万元(1元は約23.6円)に達した。そのうち清掃ロボット、産業用ロボット、手術支援ロボットなどの増加率が高いという。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年10月16日
注目フォトニュース
関連記事
- ロボット犬調査隊員、哀牢山の密林で「冥界の花」ギンリョウソウモドキを撮影
- シーテック2026が幕張メッセで開幕 日本千葉県
- 中国の研究チーム、配達ロボットの「自律的な理解」の開発を推進
- ロボット産業、技術的ブレイクスルーから現場実装へ 第26回中国国際工業博覧会レポート
- 深センの大学でロボットが宅配物を自動配送 広東省
- ロボットによる収穫、データによる栽培――リンゴ園に「デジタル頭脳」を導入
- 列車の「スマート整備病院」を訪ねて 医師はAI、同僚はロボット
- 中国の産業用ロボット市場は世界最大規模をキープ 最新報告
- 長江デルタ、1-8月のロボット輸出額が160億元に
- 開催中の中国-ASEAN博はロボットが「特技を披露するステージ」
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn








