中華文化の要素を取り入れたゲームを楽しむ海外のプレイヤーの間で中国旅行も人気に

人民網日本語版 2026年10月23日13:51

ネオンが輝く「茶餐庁」(香港スタイルカフェレストラン)のレンガの壁、木製のテーブル、イス、食器などが映し出されると、広東語を話すデュエリスト「遐思(ハッシュ)」が登場する。これは、世界的人気を誇るeスポーツゲーム「無畏契約(VALORANT)」のワンシーンだ。中国新聞網が伝えた。

中国のeスポーツ企業・騰競体育の最高経営責任者(CEO)で、ゲーム「無畏契約」PC・モバイル版のパブリッシングプロデューサーである金亦波氏は、「『無畏契約』は、雨が静かに降り、万物に潤いを与えるかのようなスタイルで、多様で、トレンディ、かつ現代的な中国を世界に伝えている。『無畏契約』は、英雄のキャラクターや都市と連動するというスタイルで、中華文化の要素を世界のプレイヤーの日常体験に融合させている」と説明する。

海外の若者の間で近年、中国に対する関心が高まり続けている。そして、最近では「China Haul(中国で買った商品の開封・紹介)」というワードが話題になるなど、訪中外国人の目的は、「観光スポットを見る」から、「中国の優れた商品・文化をスーツケースに入れて持ち帰る」へと変化している。さらに、こうした実際の体験のほか、今ではオンラインゲームが、新たな道を切り開いている。

「2026年1-6月中国ゲーム産業報告」によると、中国が独自に開発したゲームの海外市場における売上高は前年同期比30.22%増の123億7200万ドル(1ドルは約156.5円)に達した。

金氏は、「毎日、数千万人のユーザーが繰り返し『無畏契約』をプレイし、中国の文化に繰り返し触れるため、文化が継続的に影響を与え、影響も深まっている。世界的にヒットしている『無畏契約』を通して、中国に対して興味を持っている外国人が『是非行ってみたい』という思いに駆られるようになっている」とする。

今年6月、湖南省の観光スポット・張家界にインスピレーションを得たゲームマップ「天枢雲闕」が世界に向けてリリースされた。海外のデザインチームは、張家界に実際に足を運んで、切り立つ岩峰、峡谷、雲海といった、シンボル的景観を自分の目で見て、それらをゲームのシーンに取り入れた。

湖南省文化・観光庁のデータによると、6月21日にリリースされると、7月初めには、ネット上でクリック回数が延べ26億回以上、コンテンツのやり取り回数が延べ3690万回以上に達した。

金氏は、「文化の海外への発信を成功させるカギは、両方のことをよく理解することだ。文化の伝播は、一方通行の発信ではなくなっており、若者が能動的にそれに触れ、シェアし、繰り返し語るという、双方向の交流が形成されている。『無畏契約』の世界大会『2026 Valorant Champions』開催期間中、世界のトッププレイヤーやライブ配信パーソナリティー、コンテンツクリエイター200人以上が中国に一堂に会した。中国人選手『康康』も、海外において人気を集めた。海外のゲーマーのコミュニティのコメントには、『I wanna go to China』というフレーズがたくさん寄せられた」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年10月23日

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