中国の有人月探査計画、「2回の打ち上げ・月周回ドッキング」方式を採用
人民網日本語版 2026年11月02日13:56
中国の有人月探査計画が「2回の打ち上げ・月周回ドッキング」方式を採用しており、計画の月面着陸段階における各種開発・建設作業が着実かつ順調に進められていることが10月31日に開幕した第7回有人宇宙飛行学術大会への取材で分かった。中央テレビニュースアプリが伝えた。
中国有人宇宙飛行計画サブチーフエンジニアで、月探査計画チーフエンジニアを務める王翔氏は取材に対し、「2回の打ち上げ・月周回ドッキング方式とは、2基のロケットでそれぞれ月面着陸船『攬月』と有人宇宙船『夢舟』を地球・月遷移軌道に正確に投入し、その後、月周回軌道上でランデブー・ドッキングを行うものだ。宇宙飛行士は『夢舟』から『攬月』に移乗して月面に着陸し、関連する科学研究活動を行う」と語る。
王氏は、「2機の宇宙機が月周回軌道上でドッキングする方式は、有人月探査ミッションの持続的な発展に有利だ。まず、この方式は現在の技術力や施設・設備と適合している。次に、宇宙船と着陸船を分けて開発することで、両機の役割分担が明確になるだけでなく、宇宙機の標準化開発にも有利となり、長期的に使用できる一連の機種体系を形成できる」と話す。
現在までに、運搬ロケット「長征10号」、宇宙船「夢舟」、着陸船「攬月」など主要な飛行体の開発は順調に進んでおり、「夢舟」のゼロ高度緊急脱出試験、「攬月」の着陸・離陸試験、「長征10号」の低高度実証実験、「夢舟」の最大動圧緊急脱出飛行試験など、大規模な試験を相次いで完了した。今後は計画に従い、「長征10号」、「夢舟」、「攬月」の初飛行などのミッションを遂行する予定だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2026年11月2日
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