写真は河北省石家荘市の街角で3日、高齢者を散髪する「80後」(1980年生まれ)の農村出身の若者、韓培培さん。韓さんは自分の腕を頼りに、娘の生存のための希望を稼ぎ出している。韓さんの1歳になる娘はこのほど急性骨髄性白血病と診断された。娘の治療費のために韓さん一家は全ての蓄えを使い果たした。彼は娘の病院近くの路上に理髪の屋台を出し、子どもの世話をしながら医療費を稼いでいる。通りかかった多くの市民は韓さん一家の状況を知ると次々と支援を申し出、中には散髪せずにお金だけ置いて立ち去る人もいるという。この強い父親は、どんなに困難でもくじけずに、必ず娘の健康を取り戻すと語る。中国新聞網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年6月4日