「西遊記」――数多くのバージョン
ジンバブエからの留学生が次のような思い出話をしたことがある。ジンバブエでこの六小齢童が出演する「西遊記」が放映されていた頃、放映時間になると町中から人の姿が消えたという。皆家に帰って同番組を見るためで、彼らは毎日顔を合わせると中国語で「師傅早」(師匠、おはようございます)と挨拶していたという。
「西遊記」の物語はその伝奇性などから海外での翻訳が数多く、テレビドラマだけでなく、書籍もこれまでに20種類以上の言語に翻訳されている。1895年には最も初期の英語版翻訳「西遊記」も登場している。日本や米国でもこの中国の名著が制作されており、アニメやマンガ分野でも存在する。外国で最も多くのバージョンが存在する古典と言えるだろう。第二部も人気を集めている。(編集YH)
●は女へんに「環」のつくり
◆は女へんに息
「人民網日本語版」2013年10月14日
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