第41回エミー賞のノミネート作品が発表された。中国のテレビドラマの人気女優、孫儷(スン・リー)が「甄●伝」によりエミー賞の最優秀女優賞にノミネートされている。昨年、薩日娜(サリナ)と朱亜文(チュウ・ヤーウェン)がノミネートされたのに続き、中国人俳優が再びノミネートされた。人民網が伝えた。
2013年は世界中で大きな「中国ドラマブーム」が巻き起こった。中国の米テレビドラマファンが次回の放映を待ち焦がれている時、海の向こう側では同じように「中国ドラマ」の人気にノックアウトされたファンたちが、類似作品の撮影などを行っている。外国人に人気の作品は何だろう。一体何がこうしたファンをひきつけるのだろう。
「後宮甄●伝」--米ドラマ界へ進出
テレビドラマ「後宮甄●伝」は放映以来、中国語圏で大きな人気を集めた後、ブームは海外に広がって米国や日本などでも人気を集めた。ヒロインの孫儷は同作品により人気が高まり、中国で最も人気の女優の一人となった。孫儷は作品「甄●伝」により第41回エミー賞の最優秀女優賞にノミネートされたことについて、微博(ウェイボー・ミニブログ)で喜びを語った。「とても嬉しい。思いもしなかった」。共に出演した蔡少芬(エイダ・チョイ)らもお祝いの言葉を贈っている。
「甄●伝」の鄭暁竜監督によると、米国のある主流テレビ局が同ドラマを導入した。同作品は6本のテレビムービーに再編集され、またいくつかの場面を加えて音楽も一から付け加えられるという。中国語の英語訳も議論の的となっており、米国の主流文化が中国の「後宮の争い」を理解するのには、時間が必要だろう。
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