馮小剛監督待望の新作コメディ 爆笑予告編が公開
中国映画界屈指のヒットメーカーの一人である馮小剛(フォン・シャオガン)監督が久しぶりにコメディ映画を撮影した。これは、馮小剛監督が人気作家の王朔(ワン・シュオ)や国民的俳優の葛優(グオ・ヨウ)の2人と再びタッグを組んで送る2013年正月映画だ。馮小剛監督、王朔脚本、葛優、白百何(バイ・バイホー)他数多くの大物俳優が出演するコメディ映画「私人訂制(原題)」は12月19日より全国で公開される。この国民待望の馮小剛監督新作コメディの予告編第一弾として、「タイ国大使編」が26日に公開された。予告編では主演4人のほか、映画に登場する数多くの大物俳優の一人、范偉(ファン・ウェイ)の姿が初めて公開された。人民網が伝えた。
この予告編は尺が47秒、セリフもわずか4つしか登場しないが、実に馮小剛監督らしいユーモアに溢れた予告編となっている。
正式な人民服を身につけた范偉が、来賓用の応接室のような立派な部屋で通訳役の白百何と共に座っている。隣には、なぜかタイの大使に扮した葛優と李小●(リー・シャオルー)がおり、まさに海外要人との会見といった重厚な雰囲気だ。ところが、双方が席に着き、さあ挨拶という段になって、范偉の口から出た言葉は「あの、、なんだ、、皆変わりないか?(東北なまり)」。ありふれた日常的なあいさつでも范偉の口から出てくると面白さが倍増する。馮小剛監督はこの范偉の少しきまり悪そうな口調を借りて、馮小剛コメディを久しぶりに見る観客たちにあいさつしているようだ。ところがタイ人になりきっている葛優と李小●は、范偉の挨拶に微笑みを浮かべるだけで全く反応しない。范偉が頭を振って通訳しろと合図を送ると、今度は白百何が突如「ンニャアゴンビンゴンヤーダン、、、」とデタラメなタイ語で翻訳。中国人指導者と外国大使との会見シーンが一瞬にして喜劇へと変わった。(編集MZ)
●は王へんに路
「人民網日本語版」2013年9月27日