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7月12日午後3時、2014年中央テレビ「春晩」の記者会見が北京で行われ、プログラムの詳細や監督などが紹介された。記者会見現場で、主なメンバーが紹介された。 |
12日午後、中央テレビ局の午年の「春晩」(春節聯歓晩会)総監督に馮小剛氏が確定した。同テレビ局が外部の人間を監督に招くのは初めてとなる。同局が主催する「春晩」は30年にわたり、中国の大衆の年越しに欠かせない番組となっている。しかし新メディアの発展や地方衛星放送局の年越し番組の隆盛にともない、かつては一世を風靡した「春晩」も多くの挑戦や疑問の声に直面している。今回馮小剛を総監督に招いたのは革新のためだが、その効果が継続するのか否かは見守る必要がある。中国新聞網が伝えた。
構想の変化が必要 「誠実、温かさ、奮闘、おもしろさ」を堅持
馮小剛氏は12日の記者会見で、「春晩」はより多くの情熱と経験のある人材が必要だとして支援を呼びかけると同時に、支援してくれる人々への感謝を表した。また監督グループは番組制作において「真誠、温暖、振奮、好玩」(誠実、温かさ、奮闘、おもしろさ)の「8文字の方針」を堅持すると表明。相手の立場、視聴者の立場に立って、視聴者の好みに合わせて番組を制作すると語った。「視聴者は虚偽の、むなしいものに最も反発する。この問題の解決に力を入れたい。」
馮氏の提起した「8文字の方針」は確かに視聴者が最も必要とするものだろう。馮氏が監督する、新年を祝う映画は一般大衆に近く、温かく、ユーモラスなものであり、馮氏が監督する「春晩」は、もし絢爛豪華さを抑えてシンプル気味にできれば、より親しみやすく魅力的なものになるだろう。
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