13日の南京大虐殺75周年に合わせ、南京市は5日から、犠牲者を追悼する各種イベントを行っている。今後も平和を祈る法要やキャンドル慰霊祭、南京大虐殺に関する調査結果の発表など多数のイベントを開催予定。
今回出版された新書は、南京大虐殺当時に市内の女学校で難民の保護に当たっていた米国人宣教師ミニー・ヴォートリン氏の日記・手紙・電文(翻訳・編集:陸束屏・米ネブラスカ大学教授)や、「米国外交官の記載 旧日本軍大虐殺と襲撃後の南京城」、「現存する歴史 南京大虐殺生存者デッサン肖像詩画集」、「平和学概論」など。
12月13日の南京大虐殺75カ年に合わせ日本各地で開催される集会に、中国から被害者2人が参加し証言することが5日、南京大虐殺記念館への取材で分かった。
侵華日軍(中国侵略日本軍)南京大虐殺史研究会は8日、国際基準に基づき実施した「南京大虐殺生存者への口述記録調査」の成果第1弾として、4人分の口述記録が2013年内に完成し、2014年に最終的な形になると明らかにした。
11日、日本から来た大東仁氏が受賞した。2005年からは記念館の委託を受け、日本で南京大虐殺関連の物証1200点以上を収集している。2011年には中国文化財保護基金会がその年の傑出した人物10人の一人に選んでいる。