ノルウェー・日本の芸術家、オフィス文化体験空間を共同制作 広州
ノルウェーの芸術家、ハイネ・アヴダル氏と日本の芸術家、篠崎由紀子氏はこのほど、非演劇空間での創作・上演体験プロジェクト「都市の目覚め・Field Works-office」を共同制作した。実際のオフィス内部を真似、音・イラスト・体の動きを通じ、体験者一人ひとりの誰もが経験する、リアルさと妄念が共存した超現実シーンを再現した。二人は先ごろ、このプロジェクトを広州に持ち込んだ。アヴダル氏にインタビューした。広州紙「新快報」が伝えた。
-----ノルウェー・日本・中国のオフィス文化の相違点は?
「オフィス文化は国の階層構造により異なる。中国・日本のオフィスでは、管理職と部下の区別が鮮明だ。ノルウェーでは上下関係があいまいで、階級というより職能によって分かれ、権力的でない。欧州各国でも違いはある。イタリア人はとりわけ話し上手で、反応が速い。自分の感情をストレートに表現する。しかしノルウェー人は含みを持たせて話す」