中露合同軍事演習「海上連合2013」の実兵演習は現地時間9日に2日目に入った。今回の実兵演習で最も演習内容の多い1日だ。双方は8時間余りかけて対空、海上補給、敵潜水艦潜航エリアの通過、護送、乗っ取られた船舶の解放、海上目標攻撃の演習を行なった。
9時に対空演習が開始。双方は各自対空隊形を組み海上を航行した。ロシア側戦闘機2機が濃霧に隠れて接近。双方の艦隊は探知設備で戦闘機を捜し、模擬攻撃を行なった。
続いて海上補給演習、敵潜水艦潜航エリアの通過演習、護送演習を行なった。
午後3時40分、乗っ取られた船舶の解放演習を開始。合同指揮部の命令に基づき、合同護送艦隊が乗っ取られた船舶を解放するため現場海域へ急行。当該船舶を発見し、解放救出隊形を組んだ。空からの支援を受けながら、両国の特殊戦闘隊員は連携して迅速に海賊を制圧し、船員を無事救出した。
今回の合同演習で中露双方の将兵は緊密に協力し、見事な連携を見せた。
10日は今回の演習の「山場」と言える捜索救難、海上での実際の武器使用、海上閲兵、兵力撤退を行なう。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月10日
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