国連安全保障理事会は27日夜、シリアの化学兵器廃棄に関する決議第2118号を全会一致で採択した。同決議はシリアに対し、化学兵器禁止機関(OPCW)や国連と協力し、化学兵器を廃棄するよう求めたほか、シリア問題をめぐる国際会議のできるだけ早い開催を求めている。シリアで内戦が始まって以来、安全保障理事会がシリア問題に対する決議を採択したのはこれが初めてであり、重大な意義を持つ。
中国の王毅外交部長(外相)は、「決議第2118号の採択により、今後の方向性が明確となった。中国は専門家を現地に派遣するほか、経済支援を行っていきたい」と述べた。人民日報が伝えた。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年9月29日
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