米国のボーカス新駐中国大使は18日午後、北京着任後24時間も経たずに最初の記者会見を行い、在任中に「中国中に足を運ぶ」意向を表明した。中国網が伝えた。
ボーカス大使は「私個人の旅路はもっと長いものになる。私はモンタナからワシントンに着き、さらに北京に着いた。私の旅路を続けていきたい。北京は私にとって新たな旅路の出発点だ。中国の隅々まで足を運び、全ての省を訪問し、中国を感じ取りたい」と述べた。また、中国への深い愛が50年前にスタンフォード大学で学んでいたころに始まったことを明らかにした。
ボーカス大使は「中米関係は世界で最も重要な二国間関係の1つであり、未来の世界構造に影響を与える。米中は共通利益が溝を遙かに上回り、協力のもたらす成果が衝突を遙かに上回る。米中が多くの分野で協力することは可能であるだけでなく、極めて重要だ」と指摘。在任中の3つの任務として▽中米の経済的結びつきを強化し、両国企業の互恵協力を促し、公平な競争環境を構築する▽中国とのパートナーシップを強化し、地域安全保障、サイバーセキュリティ、気候変動、野生動物の密輸、感染症、クリーンエネルギーなどグローバルな試練に共同で対応する▽学生、観光客、ビジネスマンを含む両国の民間交流を促進する――を挙げた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月19日