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人民日報第一面、ワシントンにお目見え

3月27日、ニュージアムに展示された同日付人民日報第一面

 27日、米国の首都ワシントンには、春の陽光がさんさんと降り注いでいた。ペンシルベニア通りにあるニュース専門博物館「ニュージアム(NEWSEUM)」の入口東側「第一面展示コーナー」に、同日付の人民日報第一面がお目見えした。また、館内6階ホールにも、同じ紙面が展示された。人民日報第一面がワシントンで展示されたのは、今回が初めて。人民網が報じた。

 東に米国会議事堂を望み、西近くにホワイトハウスがあるニュージアムは、多くの観光客で連日にぎわいを見せている。同博物館の入口両サイドには、「第一面展示コーナー」があり、米国を代表する主要新聞の第一面が、毎日展示されている。国内だけではなく、海外のいくつかの新聞の第一面も展示される。同コーナーの展示作業を担当するフランク・ミッチェル氏は、「ここには、世界80カ国以上から、毎日平均800紙以上の第一面が送られてくる」と語った。ニュージアム公式サイト上には、毎日ここに転送されてくる各紙の第一面が掲載されている。ペンシルベニア通り入口にある「第一面展示コーナー」と6階ホールには、一部海外紙の第一面が、不定期に展示される。3月27日は、人民日報のほかに、ドイツ、レバノン、ニュージーランド、南アフリカ、カナダ5カ国の新聞第一面が展示された。

 この日展示された人民日報第一面の下には、英語で「China」と注釈が添えられていた。ダウンジャケットを着た男の子が、「China、China」と大きな声で読み上げ、後ろにいた老紳士夫妻が、微笑みながら男の子と一緒に人民日報紙面に見入っていた。その老紳士は、弁護士のダニエル・コーラ氏で、取材した人民網記者に対し、「ニューヨークから孫を連れてここに来た。人民日報の紙面はレイアウトが良い。人民日報のことは、もちろん知っている。人民日報がこの博物館に展示されたことをお祝いする」と語った。9年前に中国を訪れた経験を持つコーラ氏は、その時の中国の印象が素晴らしかったと回想し、彼の息子が今でも中国で仕事をしているのだと話した。傍らにいたコーラ夫人によると、彼らの息子は、中国に対して大変良い印象を持っているという。第一面に掲載されていた習近平国家主席の写真を指し、コーラ氏は「中国の新指導者は幸先の良いスタートを切った。環境汚染対策などに着手しているね」と語った。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年3月28日

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