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中日汚水処理シンポジウム 北京で開催

開幕式で式辞を述べるJICA中国事務所の中川聞夫所長

 中国の都市化推進に伴い、生活汚水の排水量が増加を続けている。いかに汚水を浄化し再利用するかは、重要な課題になっている。中日両国の汚水処理の交流・提携を促すため、独立行政法人国際協力機構(JICA)が主催する「汚水処理場のグレードアップ改造および省エネ運行のシンポジウム」が22日に北京で開催された。中国住房・城郷建設部(住房・城郷建設省)村鎮建設司の趙暉司長、在中国日本大使館の尾池厚之公使、JICA中国事務所の中川聞夫所長らが開幕式に出席し、式辞を述べた。

 中国都市部の汚水年間排水量は約410億立方メートルに達するが、汚水処理率は85%未満で、地方の汚水処理率はこれをさらに下回る。一方で、日本などの先進国の都市部の汚水処理率は90%を上回る。大量の汚水は水質を損ね、水資源の不足を招く。中国は第12次五カ年計画の中で、汚水処理場の新設・グレードアップ改造を重要な課題とした。JICAは2009年より中国住房・城郷建設部と共同で、「汚水処理場のグレードアップ改造および運行の改善」プロジェクトを実施しており、同課題に取り組んでいる。中川所長によると、JICAは資金・技術援助などを通じ、中国の59都市の下水道設備に対する支援を行ってきた。

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