劉奇葆中央宣伝部長が人民網を視察
人民網を視察し、ウェブサイトの構築状況について説明を受ける劉部長。 |
劉奇葆・中共中央宣伝部長(中共中央政治局委員、中央書記処書記)が17日午後、人民日報社と人民網を視察した。
劉部長一行は午後3時頃に人民網に到着。ニューメディアセンター配信コントロールセンター、バーチャルスタジオ、取材・編集現場、1号スタジオなどを視察。ウェブサイトの構築状況についても説明を受けた。
人民網「地方指導者BBS」について説明を受けた劉部長は四川省党委員会書記時代にネットユーザーのコメントに自ら返答した経験に言及。当時、ネット上のコメントに返答する制度を構築して、ネット上のコメントをタイムリーに収集・処理する専門要員を四川の省・市・県各級政府機関に確保するよう指示したという。
劉部長は四川省党委員会書記時代、四川省投書陳情局に人民網「地方指導者BBS」上のネットユーザーのコメントの処理を担当させた。返答数は3149件で、各省(自治区・直轄市)の上位に位置する。
人民網1号スタジオでは、職員が番組「十分感動」の制作準備をしていた。「十分感動」は人民網が今年打ち出す大型オリジナル動画番組で、ネットユーザーの推薦する感動的な話を紹介する。劉部長はゲスト3人と親しく面会した。ゲストは「最もかっこいい交通警察官」こと孟昆玉氏、「最も美人のインターネット警察」こと高媛氏、「誘拐犯の天敵」こと曹志剛氏で、いずれも北京の現場の第一線で活躍する警察官だ。劉部長は「みなさんは英雄だ。われわれの模範的人物には厚い大衆の基盤があるものだ。インタビューがうまくいきますように!」と称賛した。
劉部長は職員1人1人と握手し、活力に満ちた顔ぶれを見て「人民網は若い方が多い!人民網の創設を準備していた時、私も人民日報社で働いていた」と笑った。劉部長は人民網の発展に大変関心を寄せ、一般職員の給与状況やウェブサイトの人材吸引問題について詳しく説明を受けた。視察には中共中央宣伝部の◆樹剛常務副部長、呉恒権副部長、人民日報社の張研農社長、蔡名照編集長が同行した。(編集NA)
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「人民網日本語版」2013年1月18日
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