日本の100円は、中国元では約7元。平均月収30万円以上の日本のサラリーマンにとっては、ほんの少しのお金にすぎない。電車の一駅の切符代にも、缶コーヒーにも足りない額だ。
だが日本の各地にある100円ショップには、数百種類の魅力的な商品が並び、一律100円(消費税は含まない)で売られている。食品から化粧品、生活用品、金物、キッチン用品、文具、プラスチック製品、装飾品、ペット用品、植物用品までその種類は多岐にわたり、まさに“なんでも揃っている”といっても過言ではない。
100円ショップは、独立した店舗であることもあるし、大型のスーパーに設けられていることもある。価格は安いし、品質もまずまずで、消費者は少しのお金で日常の必要を満たすことができる。100円ショップの店内では、ショッピングカートを押す主婦や中高年者、外国人の姿を見ることができる。100円ショップは、日本の小売業にとっても、人々の生活にとっても、なくてはならない存在となっている。(編集MA)
「人民網日本語版」2013年8月8日
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