12月に入ったばかりだが、中国の中・東部の広い地域で再び煙霧の天気が続いている。中央気象台によると、4日午後6時までに中国の25の省(区、市)でそれぞれ異なるレベルの煙霧が出現している。今回の煙霧は継続する傾向を見せ、華北から江南にかけての一帯で活動し、数日の間に位置は大きくは変わらないという。そのうち江蘇省や安徽省が最も深刻で、また南西や江淮地区に集中している。新華網が伝えた。
江蘇省では南京市大気汚染予報・緊急指揮センターが4日夕方、空気汚染警報をオレンジから赤へと引き上げ、緊急時対応マニュアルに基づき赤色警報対応を開始した。同市で今年初の空気汚染赤色警報となる。モニタリングによると、南京市のPM2.5指数は300以上が12時間以上続き、今後24時間も引き続き重度汚染が続くと見られる。南京市教育局によると、空気汚染の赤色警報発表後、同局では市内の小中学校、幼稚園に対して汚染天気緊急時対応処置の赤色警報対応の開始を通知、臨時休校とし、保護者へ連絡するよう要求した。休校の期間中、教師は通常どおり登校し、家庭で面倒を見てもらえない子どもは学校へ登校させることができる。
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