湖南省張家界市の西溪坪に位置する田家大院が観光客の人気を集めている。田家大院は北宋慶歴4年(1045年)に建設が開始された、四合院天井封火壁様式(四合院形式で防火用の高い壁が隣家との間にある)の土家建築で、土家の園林と吊脚楼(同地域独特の建築様式で、斜面の多い地形に懸造と同様に柱を長く突き立てて高低差を処理したもの)を一体化した、典型的な華茲カ(土家族)の民家で、現在湘西(湖南省西部)地域、ひいては全国でも保存状態のよい土家建築の一つであり、大湘西に遺された土家住居の生きた化石とも言われ、「千年土王府」、「湘西第一宅」という美称で呼ばれている。2013年に国務院から第7期「全国重点文物保護単位」に指定された。 中国新聞網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年8月27日
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