湖南省に住む李厚勝さんは空を飛びたいという自分の夢をかなえるため、普通の鉄材や三輪オートバイのエンジンなどの部品を利用して、「ヘリコプター」を自作して試験飛行を行った。新華社が伝えた。
今年52歳になる李厚勝さんは学歴は低いものの、空を飛ぶことへの情熱を持ち、独学で関連知識を学んで模索し、2013年8月から長さ5.5メートル、翼の長さ6メートル、重さ150キロの「ヘリコプター」を自作した。動力は農業用三輪オートバイのエンジン、骨格は鉄やステンレスパイプを溶接したもので、プロペラは鉄板4枚からなり、オートバイのアクセルやクラッチを利用し、ハンドルで方向やスピードを調整する。
李さんはすでに1回目の試験飛行を終了し、40センチの浮上に成功した。「一応は飛行したものの、自分の理想とする飛行状態とはまだ差がある」。李さんはさらに学習して飛行機を改良し、より高く飛べるようにして、自分の夢に近づきたいと考えている。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年3月18日