2014年5月21日  
 

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写真物語 校舍のない小学校

人民網日本語版 2014年05月21日14:21
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19日、建設中の教室の前で記念撮影する教師2人と児童6人。同日、村民委員会計画出産弁公室の臨時に改造された教室で、「職員室」で宿題の添削をする教師。同日、休憩時間の活動をする教師と児童。村民委員会の門の前のわずか10平方メートルたらずのコンクリートの地面が児童たちの「運動場」だ。
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江西省金溪県対橋鎮上傅村では、教師2人と異なる3カ所の村から来た学年の異なる児童6人が、校舎もない中で、学校に通うという夢を抱き続けている。新華社が伝えた。

金溪県は江西省東部に位置し、県全体では村級の小学校が121校ある。そのうち完全な小学校は18校、1年生から3年生までの「不完全な小学校」は103校となっている。ここ数年、都市化の推進により農村人口が県級以上の地区に流動し、多くの農村の児童が徐々に教育資源がより充実した郷鎮の中心小学校や県政府所在都市の小学校で就学している。しかし両親が出稼ぎに出かけて面倒をみる人がいない、家庭が極めて貧しいといった理由で、上傅村小学校の児童6人は他の学校の児童たちのように恵まれた教育資源を利用することができずにいる。

今年2月以降、従来の校舎が危険建築物として取り壊され、新校舎がまだ完成していないため、教師の傅錦成さんと鄭愛蘭さんは教室を村民委員会の計画出産弁公室に移転し、児童たちへの授業を続けている。2人の教師は、児童が1人でもいるうちは、どんなに条件が厳しくても、学校を閉校することはないと語る。新校舎の完成を目前に控え、教師たちは児童がここで3年生までしっかりと勉強し、その後よりよい学校へ進んで勉強を続け、明るい未来へ向かうことを願っている。(編集YH)

「人民網日本語版」2014年5月21日

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