李克強総理は22日、内蒙古(モンゴル)自治区赤峰市を視察した。李総理は汚水処理場を視察した際、中国の都市は立派な外観を持っているが、地下のインフラはなお不十分だ。業界への参入を開放してより多くの社会資本が都市のインフラ建設に参加するようにしなくてはならないと述べた。新華網が伝えた。
李総理は同市建設中の徳潤汚水処理場のプロジェクト現場で、企業責任者に対し次のように述べた。中国の都市は立派な外観を持っているが、地下のインフラはなお不足している。表面(外観)は都市の顔であり、裏面(地下のインフラ)は都市の良心だ。しっかりした裏面がなければ、表面を支えることはできない。都市建設は百年の大計だ。
李総理は同市で都市インフラの建設状況を視察した際、現地政府を激励するとともに、未来の都市インフラ建設ではより多くの社会資本を誘致し、都市発展の不足点を補わなければならないとした。また都市の汚水処理場を例に挙げて、政府の補助金だけに頼ってやっていくのは難しく、業界への参入を開放してより多くの社会資本を引き寄せ、関連プロジェクトの自主的な運営と黒字化を実現する必要があると述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年5月23日