李克強総理は13日午後、米国のルー財務長官と人民大会堂で会談した。
李総理は「中米はそれぞれ最大の発展途上国、最大の先進国として、経済的補完性が際立ち、共通利益が溝を大きく上回る。中国の巨大な市場潜在力は米国にとって巨大な市場チャンスだ。中国は米側と貿易・投資、エネルギー・環境保護、気候変動などの分野で実務協力を開拓、拡大し、二国間投資協定交渉を推進することを望んでいる。米側が的確な措置を講じて民生用ハイテク機器の対中輸出規制を緩和し、中国企業の対米投資に公平な競争環境を提供することを希望する」と表明した。
ルー長官は「中国の発展は米国と世界の経済成長にとってプラスだ。米国は中国のさらなる発展に期待している。中国側と緊密に歩調を合わせて、次回の米中戦略経済対話の成功を確保し、気候変動などグローバルな問題への対応で意思疎通や協力を強化し、両国関係の一層の発展を促したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年5月14日